坂口恭平,道草晴子著『生きのびるための事務』マガジンハウス,2024
坂口恭平さんの本は何冊か読んできた。
特に『
「営業」の仕事は、常に「売上」がひとつの重要な評価軸として設定される。
売上」の達成度によって、営業の「才能」を「評価」され営業担当者の優劣が判断される。
しかしこの本では、「才能」と「評価」を分けて考えることの重要性を説いている。
具体例で挙げられているのはあの印象派の巨匠「ゴッホ」だ。
ゴッホは「才能」はあった。
ただし、生きている間は全く「評価」されず描いた画は売れなかった。後に時代が変わってその新しさが他者に「評価」され、印象派の巨匠と呼ばれるようになっている。
「評価」は